ピアノの値段による違い

ピアノの値段、新品価格で比較してもピンキリです。

アップライトピアノですら高いものは600万円以上。これって何が違うの?って思いますよね。

本記事ではこのピアノの値段の違いについてまとめました。“安いピアノと高いピアノで何がどう違うのか“です。

最初に言っておきたい事があります。それは値段が高い=音が良いわけではないという事です。それぞれのメーカーには音色の個性があります。音に関してはあくまでも好みです。この記事では、音には注目せずに価格について説明していきます。

何が違うのか

まずシンプルに箇条書きで並べて、次からひとつずつ説明していきますね。

木材(外装、響板、鍵盤など)

パーツ類(ハンマーなど)

塗装(黒か木目、鏡面かマット)

製造に掛かる時間

輸送費(海外製の場合)

金属類(鉄骨、弦など)

木材

人件費を除いて最も価格に影響するのは木材のコストです。楽器本体と言っていいと思います。

響板や支柱、鍵盤はもちろん、ケースと呼ばれる外装に使われる木材の質と量によって値段は大きく変わります。また背が高いとその分使う木材も増えるため値段も高くなります。

この木材は音にもかなり大きく影響します。同じ部分でも硬い木を採用しているメーカーもあれば、柔らかい木を使っているメーカーもあります。

パーツ類

ハンマーなどのメカニックの部品の価格です。アクションとも呼ばれています。

金額の高いメーカーは大体ドイツ製のアクションが採用されています。

塗装

同じピアノでも塗装の仕上げによって価格が違います。サイズが大きくなればなるほど価格差も大きくなります。日本だと艶消しの方が高いのですがヨーロッパでは逆に艶消しは安く鏡面仕上げの値段が高く設定されています。

製造に掛かる時間(人件費)

価格差の1番の違いは人件費、つまりそのピアノにどれだけの時間が掛けられているかです。時は金なりという事ですね。特に価格の高いピアノは音を聴きながら木を削ったりパーツを合わせていくため、機械で全て同じように作っていくよりはるかに時間が掛かります。この時間が人件費としてピアノに乗っかってくるわけです。

輸送費

海外製の場合は、日本まで運んでくるための輸送費が掛かります。逆に今いるオーストリアでは日本製ピアノの値段はこの輸送費が乗っかっている分日本よりかなり高くなっています。

金属類

鉄骨や弦などの金属類です。鉄骨は製造工程などによってもかなり価格は変わるそうですが、弦に関しては正直そこまで変わらないのが現実です。そのため低価格のピアノでも「ドイツ製レスロー社弦」と書いてあったりします。

さいごに

ここまでピアノの値段の違いについて書いてきました。

値段と音が必ずしも一致しないというのが、楽器選びの難しさにも繋がっています。ですが、基本的にはここに書いたような違いが価格差に表れてきます。
ピアノを選ぶ際の参考になれば幸いです。

以上になります。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。 としさん