調律師の中で話題になる「今年のピアノの乾燥がヤバい」という話

こんにちは！としさん@津久井俊彦です！
横浜を拠点にピアノ調律師やってます♪

※トシブログ毎日投稿中です。

年末に２回ほど調律師さん達と会った時に話題になった事を。「今年の冬のピアノの乾燥がやばい」です。

ピアノ調律師をやっていると調律先のピアノの状態から季節を感じたりするものなのですが、この２０２２～２０２３冬シーズンの調律の狂い方が例年に比べて半端ないとどの調律師さんも口を揃えて言っていました。夏の湿気が多かったのと、１０年前と比べて春と秋が短くなっている気がしていて、急激な温度湿度の変化がピアノにはかなり出ているようです。響板などの木が今年割れてしまったピアノも結構あるみたいで、ピアノをお持ちの方は今一度乾燥対策に目を向ける事をオススメします。

これもその時に話題になった事で、「加湿器買います」と言って本当に買う人は半分以下という調律師あるあるが存在するらしいです。確かに加湿器って冷蔵庫のようなメジャーな家電ではないし、その割に趣味で弾く方にとっては値段は結構するので、「加湿器が必要です」と伝えるだけではなかなか買ってくれる方が少ないのも理解できます。

↓ちなみにこちらは一番オススメのドイツ製加湿器Venta

ただピアノにとっては「あった方がいい」レベルを超えて「ないとマズい」レベルになっているお部屋もあるので、特にピアノの先生などお仕事で使われている方にはきちんとお伝えするように僕はしています。

「必要ですと言われたけど後回しになってたな」という方は、加湿器と湿度計の記事がトシブログにもありますので、ぜひ参考にしてみてください。

目指せお部屋の湿度５０％です。

調律師が本気で選ぶピアノ専用加湿器と湿度計

読んで頂きましてありがとうございました。
としさん@津久井俊彦