輸入ピアノの値上がりがとんでもない事になっている

こんにちは!としさん@津久井俊彦です!
横浜を拠点にピアノ調律師やってます♪

※トシブログ毎日投稿中です。

輸入ピアノの急激な値上がりについてです。

ここ2~3年のヨーロッパ製ピアノの日本での価格の上がり方が半端ないです。コロナによる世界情勢の変化と、ウクライナ情勢によって輸入ルートが大きく変わった事により輸送費が急激に高くなっているのが大きな要因の1つです。更にはヨーロッパ市場に中国のピアノ屋さんが参入してきてとんでもない金額で買っていくため、日本に入ってくるピアノそのものが減っているのもあります。

実はピアノの価格自体は新品中古共にヨーロッパでも跳ね上がっていてピアノ屋さんや調律師の間でもよく話題になっています。

さて、日本でもし今輸入ピアノに興味がある方がいるとしたら、少し急いだほうがいいかもしれません。コロナ前とは言わずともウクライナ情勢の前に日本に入ってきたピアノを境に輸送コストが跳ね上がっているため、中古の同じピアノでも50万~100万円くらいの差は普通についているようです。

冗談抜きで「去年だったら100万円安く買えたのに」みたいな言葉が中古ピアノや新品のアップライトに対しても聞こえてきそうで正直恐ろしいです。僕はピアノは自分にあったものをじっくり探して頂きたい派ですが、流石にこの値上がりのペースは凄まじくてこういった記事を書かざるを得ないと思って書いています。

輸入ピアノの価格高騰については各ピアノ屋さんの方が詳しいと思いますので、本気で考えている方はぜひ一度ピアノ屋さんに行って話を聞いてみてください。

読んで頂きましてありがとうございました。
としさん@津久井俊彦