ピアノ調律の頻度について

調律ってどれくらいの頻度でする必要がありますか?

これはピアノをお持ちの方が必ず一度は持つ疑問ですよね。

1年に1回?半年に1回?2年空いても大丈夫?など。

※コロナ対策がどんどん解除されているとはいえ、まだ心配な気持ちはありますよね。不安になりながら調律をお願いする必要は全くありません。「本当は調律のタイミングなんですけどもう数か月空けても大丈夫なものですか?」という質問を色々な方から頂いています。例年より温度湿度に気をつけて、後は健康に過ごしましょう!といつもお答えしています。
ここからはコロナ関係なく書きますね。

一般的な回数

基本的には年に1回でOKです。
あんまり弾かないなら2年に1回でもありかなと思います。

リアル

本音をズバリ言うと、そのピアノの状態をどこまで求めるか次第です。

極端な例で言えばやはり有名コンサートホールのピアノ。コンサートの度にほぼ必ず調律がされています。そして温度湿度は完璧に管理されていてほぼ毎日調律されているにも関わらず、年に1回か2回、保守点検といって丸1日あるいは2日間掛けてがっつり調整されています。超極端な例ですが、コンサートホールのピアノはこのようにして最高の状態が保たれています。
どんなに環境が完璧でも家のピアノをホールと同じコンディションに保つのは難しいのが現実です。逆に言えば年に何回やっても何かしら意味はあるという事になります。

季節

調律をどの季節にやるかは、正直いつでもそんなに変わらないです。よく梅雨は避けた方がいいと聞きますが実際そうでもありません。もし調律の狂う時期がなんとなくあるというピアノの時にはその季節を過ぎてから調律をするのが効果的です。

としさんオススメの調律頻度

個人的な調律頻度のオススメは8か月に1回。2年で1周と考えて、2年間で3回のペースです。

理由はいくつかあります。

まずピアノの調律って本当はたっくさんの工程があって、その都度与えられた時間で出来る事を選んで作業しています。1年に1回のペースだと大体似たような作業の繰り返しになります。なのでわりと現状維持しつつも、作業出来ない部分に関してはゆっくりと悪くなっていきます。

これが例えば8か月あるいは半年に1回になると、現状維持+αの作業が出来るようになります。

そしてもう1つのメリットは毎回違う季節に調律できるという事。ピアノは一般的なイメージよりも季節によってかなり調整が変化しています。別の季節の状態を見れるという事は理想的な調律調整の良い助けになります。

そしてこの8か月に1回の最も大切なポイントは、絶対にこの期間を守る必要がないというところです。

調律のタイミングってバタバタするとあっという間に半年くらい過ぎますよね。ピアノの置かれている環境によってはこの半年が結構大きかったりするわけですが、8か月に1回となんとなく頭に入れておけばバタバタしても1年ちょっと過ぎくらいで調律できます。

調律はお金の掛かる事なのでバランスを考えつつ期間を決めましょう。
調律の時に次回のオススメ日程を聞いてみても良いかもしれません。

さいごに

この調律の頻度はお部屋の環境にも大きく関わってきます。良い状態を保つとなると、調律をたくさんしていれば温度湿度はどうでもいいかというとそうではなくて、むしろ調律の頻度よりもお部屋の環境の方が大切です。
病院にたくさん通って薬さえもらえば健康を保てるかと似ています。やっぱり生活習慣の方が健康のためには大切ですよね。

この頻度については、信頼できる調律師さんに相談してみましょう!