
こんにちは!としさん@津久井俊彦です!
横浜を拠点にピアノ調律師やってます♪YouTubeもがんばってます!
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福井県敦賀市の株式会社塩浜工業のロビーコンサートの調律に行ってまいりました。
ピアニストはとしチャンネルでお馴染み、11年のウィーン生活から去年日本に拠点を移した宮田森さんです。
今回のコンサートはスタインウェイのグランドピアノのお披露目のコンサートで、実は塩浜工業さんからピアノの選定を依頼された宮田森さんと一緒に京都のカヤッククラビアさんに行った時に出会った楽器です。
スタインウェイというピアノについて改めて簡単に書いていくと、世界のコンサートホールの98%に採用されているピアノで、1853年の創業からずっと音楽家に愛されているメーカーです。そしてこの1908年製のピアノは現代のピアノとはまた少し違う、木の響き、そして余韻の柔らかさに魅力があり、今日のロビーコンサートでも宮田森さんの演奏を通じて「楽器の呼吸」のようなものも感じられたのではないかと思います。
またロビーコンサートはホールと違ってピアニストと聴衆の距離感が近いのも一つの魅力。今回も終わった後に帰られる方々の笑顔がたくさんあって、聴いた人が宮田さんに直接感想を伝えていたりするシーンは、ウィーンの小さなサロンでのコンサート後を少し思い出してしまいました。
やっぱり音楽って良いですね。

株式会社塩浜工業という会社はHPをご覧いただくとわかるのですが、スカイツリーの建設に関わっていたり、イオンなどの商業施設、また学校なども建設する会社です。そしてロビーコンサートを聴きながら感じたことがありまして、それは建築もピアノも少し似ているところがあるという事。
どういう事かというと、どちらも完成した瞬間がゴールではありません。
建物は完成してから人が集まることによって「場所」になっていきますし、ピアノは作られてからさらに手を入れられて、弾く人がいて、その音楽を聴く人がいて「楽器」になっていきます。

塩浜工業さんという長い時間を受け止める「場所」を作っている会社のロビーという空間で、すでに100年以上の歴史を知るスタインウェイの「長く残り続ける物の響き」がこれからも鳴り続けるのは、なんと言いますか、どこか特別な意味があるように感じます。
このロビーコンサートはこれからも開催されることがあるようで、ピアノも場所に慣れていってどんどん良くなっていきそうです。また調律に伺うのを楽しみにしています。
このご縁に感謝。

コンサート前日には念願のヨーロッパ軒にも行く事も叶いました!


