100年前の鍵盤深さ調整用の紙

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ピアノ調律師note

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ピアノの鍵盤の深さを調整するための紙パンチングという部品🎹

100年前くらいの楽器ですと、既製品ではなく当時の雑誌や新聞を切り抜いた物が使われている時があります。

これを良かれと思って全部現代のパーツに交換すると、心なしか音色が悪い意味でスッキリしてしまう時があるので、こういう古い紙パンチングも持ち歩いて対応できるようにしていたりします。

もちろん全部交換した方がその楽器の良さが出そうだったり、弾き手に喜んで頂けそうであれば迷わず交換します。


ここで言いたいのは、「どちらが良い悪いではなく、これによって変わる」という感覚であるということ。

「鍵盤の深さの寸法は同じでも、紙の素材によって音色が変わるのか」については色んな考えがあって、今のところ僕は変わっているように感じています。紙の素材はもちろん、パンチングクロスというフェルトによっても弾き心地から音色、さらには調律後の変化の仕方まで違うものになっていくので、ハンマーなどに大きく手を入れる前にこういう部分から楽器の反応を見ながら調整していくように心掛けています。