①この仕事についた経緯を教えてもらえますか?~ピアノ調律師Q&A~

  • 2022年1月27日
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「大学に行きたくなかった」

というのが1番のきっかけです。

高校3年生の夏休み中の話ですが、部活漬けの生活だったこともあって将来やりたいことが当時あまりなく、なんとなく大学に行くための勉強をしていました。

数学が好きだったのですが、それ以外の教科は興味には全く無く、模試を受けても偏差値が40以下なんて事もありました。

ただ大学に行くには数学だけやるわけにはいかず、「やりたくない事にこれ以上時間は割けられない」と考えていた自分は、当時とにかく大学へ行かなくて済む方法を探していたんです。

その時にたまたまピアノの調律のタイミングがあって、今思えばこの瞬間が最初のスタート、いわゆる「調律師ってどんな職業なんだろう」と思った時でした。

親にも相談して、当時ヤマハさんに頼んでいたのですが、その調律の電話をする時に「息子が調律師に興味を持っているから、出来れば仕事について話を聞きたい」と伝えてもらい、調律当日を迎えました。

元々調律を見るのは好きだったのですが、作業の後に両親も一緒に「調律師」という職業について、例えば「専門が学校があること」などを聞いて、最寄り駅から3駅くらいに専門学校があることも知り翌日早速そこを訪ねることに。

そこから体験会みたいなものがあり、行ってみたところなんとなく楽しそうだったので、「よし、自分はピアノ調律師になろう」と今思えば結構軽い気持ちで決めて、親にもそのことを伝えてその1ヵ月後に入学試験を受けました。

ピアノ調律師さんにこの質問をすると、熱いエピソードなどを皆さんお持ちなんですが、僕の場合はとても軽い感じでスタートして、それからどんどんのめり込んでいって、その後の出会いにも恵まれて今も運よく調律師という職業を続けています。

続く・・・