こんにちは!としさん@津久井俊彦です!
横浜を拠点にピアノ調律師やってます♪
※トシブログ毎日投稿中です!
さて、結論から言います。ピアノをお持ちの方が年末年始に気を付けること、それは・・・
いつもより弾く時間と量に気を付ける
これについて書いていきます。
※防音グッズの記事はこちらです。
ピアノの防音対策とグッズ ~マンション・アップライトピアノ~
年末年始は騒音苦情の相談が多い
ピアノ調律師をやっていると色々な相談を受けるのですが、年末年始は防音の苦情の相談、しかもマンションにエレベーター内に貼られてしまったという軽いものではなく、「怒った人が家まで来た」という結構重たいパターンが多いです。
このパターンに共通するポイントは2つ。
①親戚の集まり、または年末年始という事で、相手はお昼からお酒を飲んでいた。
②年末年始で時間があったので、普段弾かない時間に弾いてしまった。またはたくさん弾いてしまった。
僕の感覚では8割がこれです。
特に①に関してはなかなか難しいところで、普段そこに住んでない人が「俺が言ってきてやるよ」みたいな感じで家まで来てしまうなんて話もありました。
酔った勢いだった場合はこれも難しいところですが、ピアノを持つという事はご近所さんへの配慮というのは絶対に必要なものです。年末年始に親戚や家族とゆっくり大切な時間を過ごしている時にずっとピアノの音が聴こえてきたら嫌な気分になる人がいるという事はある程度理解する必要はあると思います。
どうしても練習が必要な方の解決策
年明けや春に発表会、コンクールがあって、どうしても年末年始は練習しないといけないという方もいらっしゃると思います。こういった方々へは、年末年始も空いているピアノレンタルスタジオでの練習をオススメします。
もちろんお金が掛かりますが、普段と違うピアノ・環境で集中して練習出来るというメリットがあって、レンタル時間の最初に試し弾き無しで、譜面台も外してスマホなどで録画しながら間違えても本番と同じように通すという、非日常を作り出すことが出来ます。
スタジオのピアノは状態が悪い時もたまにあったりしますが、「非日常での一発勝負の練習」を目的としているのであればこれは返ってメリットになるという話も聞きます。
Googleなどで「最寄り駅名+ピアノレンタル」などで検索すればたくさん出てきます。
人によっては本番の時間まで想定して、本番14:15に弾くのであれば、14:15に弾けるようスタジオを借りて、保護者の方含めて前日の準備から当日までの流れを全て(持ち物、衣装なども含めて)をリハーサルされる方もいらっしゃいます。
ぜひスタジオを有効利用してみてください。
終わりに
年末年始にピアノを弾く注意点について書いてきました。
苦情が来てその後ずっとピアノを楽しんで弾けなくなるなんて事がないよう、この時期はいつも以上に周りへ気を配りつつ、これからもピアノライフを楽しんで頂けたら嬉しく思います。
読んで頂きましてありがとうございました。
としさん@津久井俊彦