教わり続けるということ

  • 2021年11月2日
  • Blog

こんにちは!としさん@津久井俊彦です!
日本では横浜を拠点にピアノ調律師やってます♪

今日はオーストリアで聞いて驚いたことを。

オーストリアでは小さいお子さまからピアノの先生、また音大教授やバリバリのピアニストさんまで色々な方のところでありがたいことにお仕事をしてきました。

その中で特に驚いたというか関心させられたことがありまして、それは名の知れてる教授やアーティストさんであっても常に誰かに何かを教わっているということです。

これは若いピアニストさんが教授にレッスンを受けるような形とはまた違うかもしれないのですが、例えば有名なピアニストで教授のポストがあるような方でも、別の楽器奏者だったり指揮者の方のところにレッスンへ出掛けているというのです。

こういった方たちが共通して言うことは、「一人で自分が持っている知識や思考を深める作業ももちろん必要だけど、それと一緒に常に自分にないものを探す必要があるということ。そのためには人から学ぶのが一番良い方法で、逆に”教わる”ということをやめると視野がどんどん狭くなってしまう(直訳だと世界が小さくなっていく)」です。

音楽の知識や経験に対して常に空腹でないといけないなんて言葉を聞いたこともあります。

自分は教える立場にはならないとは想像しているのですが、もしそうなったとしても常に誰かに教わるということを一生継続していこうと思います。

ちなみに自分には現在足りないことが多過ぎて、空腹具合で言えば今にも倒れそうといったところです。

この空腹感、ピアノへの飢餓感を忘れずにこれからもたくさんの方々や楽器から色々なことを吸収していきます。

読んで頂きましてありがとうございました。
としさん@津久井俊彦