【ウィーン】街を歩けば音楽家に当たる

  • 2025年9月14日
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上の写真はプラハのチェコフィル本拠地ルドルフィヌムの前にいるドヴォルザークですが、ウィーンの街中を歩いていると、本当に音楽の都なんだなと思うくらい色んな作曲家の足跡を直に感じることができます。

こちらの写真はショパンがこの建物に住んでいたということを記録したもの。1830年11月から1831年7月までこの建物の4階に住んでいたと記されています。ヨーロッパの4階は日本でいう5階になります。195年前にショパンもここに立って空を眺めていたと思うと完全にロマンです。

ここは有名なカフェDEMELの向かいにあります。

続いて今度はモーツァルト。ここは肝心な場所を忘れてしまったのですが、1781年3/16-5/2までこの建物に住んでいたと書いてあります。このすぐ後にザルツブルクの司教と揉めて仕事を辞めて、ここからフリーランスの音楽家としてウィーンで生計を立てていくことを決意します。

そして今度はヴィヴァルディ。四季で有名ですね。

1741年に彼は同じ土地にあったケルントナートーア劇場付近の宿で亡くなっていて、その跡地に建っているのがこのホテルザッハー。という事で、この建物にではなく「ここに」1741年住んでいました、と書いてあります。

今度はまたまたモーツァルト。なんとこの建物に住んでいただけではなく、「フィガロの結婚」を作曲したと書いてあります。もうロマン過ぎます。

そして極め付けはこちらのホテルのエントランスに掛かっている看板。
「こちらのゲストが泊まりました」みたいに書いてあるのですが、モーツァルト、クララ・シューマン、リスト、、、これぞ音楽の都というラインナップ。

そういえばウィーンのピアニスト、イェルク・デームスの家で生活をしていた時に、彼の音楽室でありなぜか僕の寝室にもなっていたお部屋からは、ベートーヴェンがエロイカを作曲した部屋が見えました。デームスはよくエロイカハウスを見ながら机に座って作曲をしたり、楽譜を眺めている時もあって、今思えばなんて貴重な時間だったんだろうって思います。

音楽の都、ウィーン。旅行に行く際には何かテーマを持っておくと面白いかもしれません。

読んで頂きましてありがとうございました。
としさん@津久井俊彦