
こんにちは!としさん@津久井俊彦です!
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2025年10月にワルシャワで開催される 第19回ショパン国際ピアノコンクール。
その規約全文を、日本語に翻訳しました。世界中の音楽ファンやピアニストが注目するこの舞台のルールを、ぜひご覧ください。
主催
第19回ショパン国際ピアノコンクールは、ワルシャワの フリデリク・ショパン国立研究所(NIFC) によって主催されます。
開催日程
- 予備予選:2025年4月23日〜5月4日(ワルシャワ)
- 本大会:2025年10月2日〜23日
- 10月2日 開会式
- 10月3日〜7日 第1次予選
- 10月9日〜12日 第2次予選
- 10月14日〜16日 第3次予選
- 10月17日 ショパン逝去176周年記念式典
- 10月18日〜20日 ファイナル
- 10月21日 第1位受賞者コンサート
- 10月22日 第2位受賞者コンサート
- 10月23日 第3位受賞者コンサート
参加資格
- 生年月日が 1995年10月1日〜2009年9月30日 のピアニスト
- 国籍不問
応募方法
- 応募締切:2025年1月12日
- 提出物:
- オンライン申込フォーム
- 履歴書(教育歴・受賞歴・師事した教師)
- 写真
- 身分証明書またはパスポートのコピー
- 申込料支払い証明
- 課題曲を収録したビデオ演奏
- 申込料は返金不可
ビデオ審査と予備予選
- 応募者は提出した録画で審査される
- 通過者(約160名)が 予備予選 に進出
予備予選課題曲
- 練習曲 2曲(異なる調性、作品10または25より)
- バラード、スケルツォ、幻想曲、舟歌のいずれか1曲
- 全体で約20分
本大会の課題
第一次予選
- 練習曲2曲(予備予選と異なるもの)
- ノクターン1曲
- 自由選択曲(全体で30〜40分)
第二次予選
- ワルツ1曲
- マズルカ1曲
- ポロネーズ/幻想曲/舟歌のいずれか1曲
- 自由選択曲(全体で40分前後)
第三次予選
- ソナタ1曲
- マズルカ1曲
- 自由選択曲(全体で50分前後)
ファイナル
- 幻想ポロネーズ(※原文にはない記述ですが公式発表されています)
- 協奏曲第1番ホ短調作品11
- または 協奏曲第2番ヘ短調作品21
演奏に関する規定
- 全曲ショパン作品で構成すること
- すべて暗譜で演奏すること
- 同じ曲を複数ラウンドで演奏することは不可(練習曲を除く)
- 演奏時間は規定に従うこと
審査員と審査
- 主催者により招待された国際的音楽家で構成
- 親族や直接の弟子が参加する場合、その審査員は投票から除外
- 採点結果は非公開
- 最終決定は異議申立不可
賞と副賞
- 第1位〜第6位 を授与
- 賞金、賞状、記念品を授与
- 特別賞(最優秀マズルカ・ポロネーズ・協奏曲演奏 ほか)
- 同順位の場合、賞金は分割
- 受賞者は 10月21日〜23日の受賞者コンサート 出演義務
実務規定
- 演奏順は抽選で決定
- 演奏開始の1時間前までに会場入り必須
- 使用ピアノは指定の楽器から選択可能
- 公式調律は主催者が実施
- 主催者は演奏・録音・映像の権利を有する(無償)
- 宿泊・交通は原則自己負担(斡旋あり)
最終条項
- 本規約は 2024年12月11日版
- 正式版はポーランド語。翻訳は参考用
- 主催者は必要に応じ規約を変更できる
まとめ
ショパンコンクールでは演奏されるすべての曲がショパン作品で統一された特別な舞台です。
5年に一度ここから新しいスターが誕生し、世界の聴衆を魅了してきました。2025年の第19回もどんな才能が現れるのか楽しみですね。
音楽を愛する方にとって、この規約は単なるルールブックではなく未来の演奏家たちの物語の始まりでもあります。ショパンに魅了される3週間、楽しみです。
免責事項
本記事の日本語訳は、筆者が読者のためにまとめたものです。いくつかのAIも使っています。内容には正確を期していますが、公式な効力を持つのは ポーランドまたは英語の原文 です。
最新の情報や正式な規約は、フリデリク・ショパン国立研究所(NIFC)が公開する原文をご確認ください。
読んで頂きましてありがとうございました。
としさん@津久井俊彦